変形性膝関節症の原因と治療法
2021年10月23日
こんにちは!
加古川市のひだまり鍼灸整骨院の木下です!
本日は変形性膝関節症についてご紹介します!
変形性膝関節症(OA)は、膝を曲げ伸ばしする際にクッションの役割を果たしている関節軟骨が加齢により弾力性を失うことや、肥満などで関節に過度に負担が掛かって軟骨がすり減っていくことにより関節内に炎症が起きたり関節が変形したりして痛みや腫れを生じる疾患です。
また、骨折や靭帯損傷、半月板損傷などの外傷、化膿性関節症などの感染の後遺症などでおこるものもあります。
男女比としては1:4程で女性に多く見られ、多くは50歳代に発症し、高齢者になるほど罹患率は非常に高くなっていきます。
変形性膝関節症の初期には立ち上がりや歩き始めなど動作の開始時に膝に痛みが現れます。
進行するにしたがって動作中の痛みが強くなり階段の上り下り、特に降りるとき、また正座、あぐらも困難となり日常生活に大変支障をきたすようになります。
また変形性膝関節症は、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の原因となる代表的な疾患とされています。
整形外科や病院ではMRIやレントゲンで骨と骨の間が狭くなり、関節軟骨がすり減っている状態がみられると変形性膝関節症と診断されます。
痛み自体は関節軟骨がすり減って起こる痛みとすり減っている関節軟骨を治そうとする身体の反応で起こる炎症が原因です。
加齢は予防できるものではないので、そうならないためには日常生活の中で正座をさけたり、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えたり、肥満であれば減量するなどの対策が必要になります。
変形性膝関節症の治療目標は痛みを軽減して膝関節機能の改善を図り、日常生活動作を低下させないことです。治療は「保存療法」と「手術療法」に分けられます。
変形性膝関節症には進行度がありますが、その進行度にかかわらず痛みが引かず日常生活に大きな支障をきたす場合は手術療法が適応されます。
「保存療法」は日常生活の中での過ごし方を指導して、運動療法、薬物療法、装具療法を組合わせて行います。
膝関節に負担が掛からない程度のストレッチや脚上げ運動などが中心になり、体重の減少が大事になってきます。
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柔道整復師・鍼灸師 宮原洋平 監修