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膝を伸ばすストレッチやトレーニングはなぜ必要?

2022年09月9日

こんにちは!

加古川市のひだまり鍼灸整骨院です!

変形性膝関節症等、膝の痛みを抱えている方、

『膝がこれ以上曲がってこないようにしましょう』

『自宅でも膝裏や太ももの裏を伸ばしましょう』

『太ももの前に力を入れましょう』

こういう風に言われたことや、テレビ等で見聞きしたことはありませんか?

結論、これらのストレッチやトレーニングの指導は当然正しいです。

では、なぜ膝を伸ばさないといけないか、

太ももの前に力を入れないといけないかをお伝えしていきます。

 

結論から言うと、

①膝の安定性を確保するため

②脛骨にかかる荷重ストレスを減らすため

です!

本日は①を詳しく説明していきます。

①膝の安定性を確保するため

元々、膝関節(膝のお皿やその周りの筋肉)が伸びている状態であれば、

膝のお皿を安定させるために働く、内側側副靭帯と外側側副靭帯により、

大腿骨と脛骨、腓骨が安定して左右に対する動きや

負担に対して衝撃を守ってくれています。

このように、膝が伸びている状態だと

内側側副靭帯と外側側副靭帯の2つの靭帯が緊張することにより、

歩行時の膝が外にぶれるようなぐらつきや、

不安定感、痛みを軽減させることに繋がります!

しかし、変形性膝関節症やO脚などの変形により、

膝に違和感や痛みが出てきて、膝が少しずつ伸ばしにくく曲がってきてしまうと、

2つの靭帯が緩んだ状態になってしまいます…。

こうなると、本来膝関節(膝のお皿)を内側と外側から引っ張って守っていたものが、

弱くなることになり、膝関節(膝のお皿)が内側や外側にぶれたり、支えられなくなります。

歩行時、立位時に片足立ちの状態では、

基本的に体重は膝の内側を通ることになります。

その為、安定性を無くした状態だと、

膝関節(膝のお皿)は外側に逃げようとします。

この為O脚の方向に強制され、膝関節の内側が潰されるようになってしまいます。

この状態が続くと、変形の進行を早めてしまったり、

痛みが長く続く原因になってしまいます。

このように、

膝が伸ばせない、膝が曲がったままだと良くないことだらけです…。

症状を本格的に感じている方は、改善の為、

症状を感じ始めている方や伸ばしにくい等、違和感を感じている方は、これ以上進行させない為に、気を付けましょう!

次週は、②脛骨にかかるストレスを減らすため

に対して説明していきます!

 

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柔道整復師・鍼灸師 宮原洋平 監修

 

 

 

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